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桂 文治略歴
・大正13年1月14日 東京豊島で柳家 蝠丸の長男として生まれる。
・昭和21年6月 初代桂 小文治門下となり、日本芸術協会(現落語芸術協会)
に入り、桂 小よし(または柳家小よし)を名乗る。
・昭和23年1月1日 二ツ目に昇進。二代目桂伸治を襲名。
・昭和31年6月 ラジオ東京テレビ(現TBSテレビ)の若手落語競演会で優勝。
・昭和33年9月 伸治のまま真打に昇進。
・昭和54年3月30日 伸治改め十代目桂 文治を襲名。桂の宗家となる。
・昭和56年10月 三越落語会に出演。芸術祭優秀賞受賞。
・平成 8年3月31日 平成7年度 芸術選奨文部大臣賞受賞。
・平成14年4月29日 勲四等旭日小綬章受賞。
・平成16年1月31日 急性骨髄性白血病による腎不全の為他界。
社団法人落語芸術協会会長 日本演芸家連合会相談役 書壇院南画の部相談役
出版 十代目文治 噺家のかたち
よく演った噺 親子酒 代り目 火炎太鼓 長短 掛取り 蛙茶番 湯屋番 牛ほめ
子ほめ 浮世床 無精床 猫と金魚 源平盛衰記 お血脈 相撲風景
禁酒番屋 道具や 豆や 義眼 二十四考 あわてもの 女給の文
古着買い 仙台高尾 鼻ほしい だくだく
こんな噺も たらちね 代脈 三国志 反対俥 うぐいす 寄合酒 素人鰻 野晒し
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疝気の虫 国定忠治(国なまりの漫談)